牛肉はダイエット中に食べていい?赤身の部位と量
2026年10月7日
文責: dNAXY neo 編集部(担当ペルソナ: 山本 真帆)
牛肉はダイエット中も食べられます。選ぶなら、もも、ヒレ、かたの赤肉にしてください。サーロインやばら(カルビ)は、同じ100gでも脂質が数倍あります。
数字は、文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の生の値と、dNAXY neo の料理の辞書の1人分です。成分表は、牛肉を和牛肉、乳用肥育牛肉、輸入牛肉などに分けて値を載せています。
部位と産地で、脂質はこれだけ違う
成分表の100gあたりの脂質を、部位と牛の種類ごとに並べました。
| 部位(生、100gあたり) |
和牛肉 |
乳用肥育牛肉 |
輸入牛肉 |
| かた(赤肉) |
12.2g |
6.7g |
4.6g |
| ヒレ(赤肉) |
15.0g |
11.2g |
4.8g |
| もも(皮下脂肪なし) |
15.5g |
9.9g |
6.7g |
| サーロイン(脂身つき) |
47.5g |
27.9g |
23.7g |
| ばら(脂身つき) |
50.0g |
39.4g |
32.9g |
どの牛でも、かた、ヒレ、ももは脂質が少なく、サーロインとばらは多くなります。輸入牛肉のヒレとももは、たんぱく質が100gで20g以上あり、脂質は7g以下です。エネルギーも輸入牛肉のヒレは123kcal、ももは133kcalで、和牛肉のヒレの207kcal、ももの212kcalより少ない値です。
同じ部位でも、和牛肉は輸入牛肉より脂質が多い傾向があります。ももで比べると約2.3倍、ヒレでは約3倍です。dNAXY neo の結果レポートの「食材ガイド」の章も、牛肉を「和牛と輸入牛では脂質の量が大きく異なり、全体的に和牛の方がカロリーが高い傾向があります」と説明しています。同じ章の牛肉の表には、33通りの結果のうち28で、輸入牛のヒレが入っています。
サーロインは脂身を外すと3分の1になる
サーロインの脂質の多くは、外側の白い脂身の分です。乳用肥育牛肉のサーロインは、脂身つきで27.9gですが、赤肉だけなら9.1gです。成分表の値で、脂身を外すと脂質は3分の1ほどになります。
ステーキ用のサーロインを買ったときは、焼く前に外側の脂身を包丁で切り落としてください。
料理の辞書の1人分で比べる
料理の辞書から、牛肉を使う主菜の1人分を、使う肉と量とともに並べました。辞書の値は、成分表の乳用肥育牛肉の脂身つきで計算しています。
| 料理(1人分) |
使う肉 |
カロリー |
たんぱく質 |
脂質 |
| 牛しゃぶサラダ |
もも90g |
203kcal |
19.1g |
12.1g |
| ローストビーフ |
もも100g |
251kcal |
20.4g |
16.4g |
| 牛赤身肉のステーキ |
もも130g |
299kcal |
27.6g |
20.6g |
| 牛肉とブロッコリーのオイスター炒め |
こま切れ80g |
284kcal |
19.0g |
21.4g |
| ビーフステーキ |
サーロイン120g |
432kcal |
22.0g |
36.8g |
| すき焼き |
ばら90g |
585kcal |
26.0g |
44.2g |
同じステーキでも、もも130gの赤身は、サーロイン120gより脂質が16.2g少なく、たんぱく質は5.6g多くなります。肉の量が多いのに、カロリーは133kcal 少ない値です。
赤身のステーキの肉を、輸入牛肉のもも(皮下脂肪なし)130gに替えた場合も計算しました。成分表の生の値で、脂質は約8.6g、カロリーは約82kcal 減ります。
料理の辞書の牛肉の主菜で、肉の量は1人分50〜130gです。たんぱく質を多くとりたい日は、もも肉を増やします。脂質を抑えたい日は、ばらやサーロインの料理を、もも肉の料理に替えてください。
焼肉、牛丼、しゃぶしゃぶ、ハンバーグは、部位に加えて、たれやご飯、ひき肉の脂でも値が変わります。料理ごとの選び方は「焼肉はダイエット中にどう食べる?部位の選び方と食べる順番」「牛丼はダイエット中に食べていい?サイズ別のカロリーと頼み方」「しゃぶしゃぶはダイエット中に向く?肉の部位とたれの選び方」「ハンバーグはダイエット中に食べていい?ひき肉とソースの選び方」にまとめました。
赤身の牛肉は鉄も多い
結果レポートの食材ガイドは、牛肉を「動物性タンパク質、鉄、ビタミンB群などが豊富」な食材として紹介しています。成分表の100gあたりの鉄は、輸入牛肉のももが2.5mg、ヒレが2.8mgで、皮なしの鶏むね肉の0.3mgの8倍以上です。鉄を食事でとる方法は「鉄のサプリを考える前に:食事でとれる鉄と吸収のされ方」で説明しています。
遺伝子タイプとの合わせ方
dNAXY neo の検査で、脂質の危険度を決めるのは UCP1 の遺伝子タイプです。脂質の危険度が2か3の結果の半数ほどには、結果レポートの「食生活アドバイス」の章に「脂質を減らしましょう」という項目が載ります。その中の1つが「牛と豚はヒレorもも、鶏肉は皮なし」です。脂質に気をつけるタイプの人は、ももとヒレを基本にし、サーロインは脂身を外してください。
結果レポートは、1日のたんぱく質の目安を、たんぱく質(筋肉)の危険度ごとに決めています。体重55kg の人なら、次の量です。
| 危険度 |
1日のたんぱく質の目安(体重55kg) |
| 危険度1 |
83〜96g |
| 危険度2 |
96〜110g |
| 危険度3 |
110〜138g |
牛赤身肉のステーキ1皿のたんぱく質は27.6gで、危険度1の目安の3割ほどです。たんぱく質を多めにとるタイプの人も、主菜に赤身の牛肉を使えます。
検査の価格は9,350円(税込・送料込み)です。結果レポートは検体の到着から約2週間で開けるようになり、結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と食事の判定が使えます。
出典
文責
dNAXY neo 編集部(株式会社tatepass)

担当ペルソナ: 山本 真帆(食事・ライフスタイル)
食事と暮らしの記事を担当します。コンビニや外食も含めて、毎日の食事を選ぶときの目安を、料理のカロリーと栄養の数字とあわせて紹介します。
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