ウォーキングは何分歩けばいい?1日の時間と距離の目安
2026年10月7日
文責: dNAXY neo 編集部(担当ペルソナ: 佐藤 豊)
ウォーキングの時間は、1回に何分歩くかより、1日と1週間の合計で考えてください。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、歩くのと同じかそれより強い身体活動を、1日60分(約8,000歩)以上行うことを勧めています。
60分は、10分ずつに分けて歩いてもかまいません。この記事では、時間の目安と距離の目安、分け方、速さの上げ方を順に説明します。
1日60分は、歩く時間の合計
ガイド2023の60分には、ウォーキングの時間だけでなく、通勤や買い物で歩く時間も入ります。歩くのと同じくらいの強さの家事なども数に入れてかまいません。ウォーキングのために家を出る時間は、その日に足りない分を補う時間と考えてください。
ガイド2023は、この目安を1週間の量でも示しています。毎日60分歩くと、ほぼ週23メッツ・時に当たる、という説明です。メッツ・時は、運動の強さを表すメッツに、続けた時間を掛けた量を指します。平日に歩く時間がとれなかった週は、休日に少し長めに歩いて、1週間の合計を近づける考え方もできます。
ガイド2023のもう1つの目安は、息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上です。息が弾むくらい速めに歩く時間を週に合計60分入れれば、この目安にも届く計算です。8,000歩という数字の成り立ちは「1日の歩数の目安は何歩?厚生労働省のガイドの数字と増やし方」で説明しています。
時間ごとの距離の目安
ガイド2023のメッツ表には、平らな道を歩く速さが分速で載っています。普通歩行は分速67m、やや速歩は分速93mです。この速さで歩いた場合の距離を、時間ごとに計算しました。
| 歩く時間 |
普通歩行(分速67m) |
やや速歩(分速93m) |
| 10分 |
約0.7km |
約0.9km |
| 20分 |
約1.3km |
約1.9km |
| 30分 |
約2.0km |
約2.8km |
| 60分 |
約4.0km |
約5.6km |
1日60分をすべて普通歩行で歩くと、約4kmです。毎日何キロ歩くかを決めるより、時間で決めるほうが、天気や体調に合わせて速さを変えても目安がずれません。歩数と距離の関係は「8000歩は何キロ・何分?歩幅から出す距離と時間の目安」にまとめました。
10分ずつに分けて歩いてもよい
ガイド2023のよくある疑問と回答は、「20分以上継続しなければ効果がない」のような最短の時間はない、と答えています。短い時間の積み重ねでも健康増進の効果は得られる、という説明です。
dNAXY neo の結果レポートでも、運動ランキングに「有酸素運動」が入る結果には、「合計20分以上、分割もOK」というポイントが載ります。1日の合計が20分以上なら、10分の運動を2回以上に分けてもよい、という内容です。朝の通勤で10分、昼休みに10分、夕方に10分のように分けてください。分けて行った試験の結果は「有酸素運動は20分以上でないと意味がない? 分けても効くか」で紹介しています。
速さは会話ができるくらいから始める
dNAXY neo の運動の辞書では、ウォーキングのやり方の要点を次のようにまとめています。
| 要点と注意 |
中身 |
| 姿勢 |
背すじを伸ばし、腕を軽く振って、いつもより少し大きな歩幅で歩く |
| 速さと長さ |
会話ができるくらいの速さで、続けられる長さを歩く |
| 慣れてきたら |
坂道や階段のある道を選ぶ |
| 注意 |
歩きやすい靴をはく。暑い日はこまめに水分をとる |
始めは、会話ができる速さで、続けられる時間だけ歩いてください。ガイド2023は、一人ひとりの状態に合った運動を、徐々に進めていくよう勧めています。慣れてきたら、歩く時間を延ばすか、速さを上げるかのどちらかを少しずつ変えます。速さを上げるときの目安は「早歩きの速さの目安は?ふつうのウォーキングとの違い」で説明しています。
糖質の危険度が高い結果では、有酸素運動が勧められることが多い
dNAXY neo の結果レポートの「運動アドバイス」の章には、おすすめの運動ランキングがあります。「有酸素運動」の項目がランキングに入るのは、糖質の危険度3の12通りのうち9通りと、危険度2の12通りのうち4通りです。糖質が危険度1の結果には入らず、一部の結果に「軽めの有酸素運動」が入ります。
ランキングの有酸素運動の説明では、ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどを例に挙げ、自分が続けやすいものを取り入れるよう勧めています。歩くことは、その中でも始めやすい種目です。
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出典
文責
dNAXY neo 編集部(株式会社tatepass)

担当ペルソナ: 佐藤 豊(運動・ダイエット)
運動とダイエットの記事を担当します。続けやすさを優先して、家でできる運動や体重の数字の見方を、研究でわかっている範囲で説明します。
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