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体脂肪率の計算方法 体脂肪の重さと除脂肪体重の出し方

2026年10月7日

体脂肪率は「体脂肪の重さ÷体重×100」で計算します。ただし体脂肪の重さは体重計では量れないため、家庭では体組成計が推定した値を使うのがふつうです。

この記事では、計算式の使い方、体組成計が値を出す仕組み、身長と体重から出す式の精度を順に説明します。最後は、体脂肪率から除脂肪体重と基礎代謝を出す方法です。

体脂肪率の計算式

厚生労働省の e-ヘルスネットは、体脂肪率を「体重に占める体脂肪の比率をパーセントで表したもの」としています。式にすると次のとおりです。

求めるもの 式 体重60kg、体脂肪15kgの例
体脂肪率 体脂肪の重さ ÷ 体重 × 100 15 ÷ 60 × 100 = 25%
体脂肪の重さ 体重 × 体脂肪率 60 × 0.25 = 15kg

ふだん使うのは、表の2行目の向きです。体組成計に出た体脂肪率に体重を掛けると、脂肪が何kgあるかがわかります。

体組成計は、電気の通り方から推定している

e-ヘルスネットの「体脂肪計」の項目には、体脂肪を測る方法がいくつか挙がっています。

方法 測り方
キャリパー法 皮下脂肪をつまんだ厚みから計算する
水中体重秤量法 水中と陸上の体重の差から、体の密度を計算する
空気置換法 密閉した容器の中の圧力の変化から割り出す
二重エネルギーX線吸収法 2種類のX線の通り方の差から測る
CT、MRI、超音波 体の断面の画像で脂肪の厚さを測る
生体インピーダンス法 体に弱い電流を流し、電気の通りにくさから計算する

家庭に広く普及しているのは、最後の生体インピーダンス法です。脂肪は電気を通しにくいため、電気の通りにくさから体脂肪を計算します。ただ、体の水分量が変わると値も動くため、e-ヘルスネットは飲食、運動、入浴を避け、同じ時間、同じ状態で測る必要があるとしています。画面に出る項目の読み方は「体組成計の数値の見方」にまとめました。

身長と体重だけの式は、目安にとどまる

体組成計がなくても、身長、体重、年齢から体脂肪率を見積もる式があります。オランダのワーヘニンゲン農業大学の Deurenberg ら(1991年)は、7〜83歳の1,229人の体脂肪率を体の密度から測り、BMI との関係を調べました。成人向けの式は次のとおりです。

体脂肪率(%)= 1.2 × BMI + 0.23 × 年齢 − 10.8 × 性別 − 5.4

性別は、男性が1、女性が0です。BMI は体重(kg)を身長(m)で2回割った数で、出し方は「BMI の計算方法」で説明しています。

人の例 計算 体脂肪率の見積もり
女性、40歳、BMI 22 1.2×22 + 0.23×40 − 0 − 5.4 30.2%
男性、45歳、BMI 24 1.2×24 + 0.23×45 − 10.8 − 5.4 23.0%

この式で出した値と、実際に測った値のずれは、標準誤差で4.1ポイントでした。肥満の人では、体脂肪率を少し高めに見積もる傾向もありました。BMI が同じでも筋肉の多い人と少ない人がいるので、身長と体重だけの式で個人の値を言い当てることはできません。e-ヘルスネットも、BMI は体脂肪量と強く相関するため、疫学調査などで体脂肪率の代わりに使われると説明しています。式の値は、体組成計がないときの目安として使ってください。

体脂肪率から、除脂肪体重と基礎代謝を出す

体脂肪率がわかると、ほかの数字も計算できます。dNAXY neo の結果レポートの「参考資料」の章には、次の2つの式が載っています。

求めるもの 式 体重60kg、体脂肪率25%の例
除脂肪体重 体重 −(体重 × 体脂肪率) 60 −(60 × 0.25)= 45kg
基礎代謝 370 +(21.6 × 除脂肪体重) 370 +(21.6 × 45)≒ 1,342kcal

除脂肪体重は、体重から脂肪の重さを引いた値で、筋肉、骨、内臓、水分などの重さです。結果レポートの基礎代謝の式は、除脂肪体重から計算する式です。そのため、同じ体重でも体脂肪率が低い人ほど基礎代謝の値は大きく出ます。ほかの式との比べ方は「基礎代謝の計算方法」にまとめました。

結果レポートの「栄養の知識」の章では、除脂肪体重を1日の脂質の量の目安にも使います。ゆるい脂質制限なら除脂肪体重×0.7〜0.8g、しっかりした脂質制限なら×0.5〜0.6gです。上の例の45kgなら、ゆるい脂質制限で1日32〜36gになります。体重と体脂肪率ごとの計算の例は「脂質制限は1日何グラム?」に載せた表のとおりです。

自分の数字を食事の目安に使うには

dNAXY neo の検査では、糖質、脂質、たんぱく質(筋肉)の3つの項目の危険度が1〜3で出ます。結果レポートには、体脂肪率から除脂肪体重と基礎代謝を出す式と、体重・体脂肪率別の基礎代謝の表が載ります。価格は9,350円(税込・送料込み)です。検体の到着から約2週間で、結果レポートが開けるようになります。結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と運動メニューを使えます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

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