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基礎代謝を上げる食べ物はある? 食事でできることとできないこと

2026年10月7日

食べるだけで基礎代謝が大きく上がる食べ物はありません。基礎代謝は、主に体の大きさと、筋肉など脂肪以外の組織の量で決まります。

食事でできるのは、筋肉を保つためにたんぱく質をとり、食べる量を減らしすぎないことです。食べたあとに使われるエネルギーは栄養素によって違い、たんぱく質で多くなります。

1日に使うエネルギーの内訳

厚生労働省の e-ヘルスネット「身体活動とエネルギー代謝」によると、1日に使うエネルギーは3つに分かれます。基礎代謝が約60%、食事誘発性熱産生が約10%、体を動かす分が約30%です。

同じページは、基礎代謝は体格で、食事誘発性熱産生は食べる量で決まるので、1人の中での変動はあまり大きくない、としています。1日に使う量が多いか少ないかを分けるのは、体を動かす分です。

基礎代謝を決めるのは、体の大きさと筋肉の量

e-ヘルスネット「加齢とエネルギー代謝」には、安静時に組織1kgが1日に使うエネルギーが載っています。骨格筋は13kcal、脂肪組織は4.5kcalです。肝臓や脳などの臓器は、さらに多く使います。

dNAXY neo の結果レポートの「参考資料」の章では、基礎代謝を次の式で求めます。

項目 求め方
除脂肪体重 体重 −(体重 × 体脂肪率)
基礎代謝 370 + 21.6 × 除脂肪体重

体重55kg、体脂肪率30%の人なら、除脂肪体重は38.5kgで、基礎代謝は1日1,202kcalです。式では、除脂肪体重が1kg増えると、基礎代謝は1日21.6kcal増えます。

基礎代謝が低く出る理由と、その見直し方は「基礎代謝が低い原因は? 低いとどうなるかと見直すこと」にまとめました。

食べたあとに使われるエネルギーは、たんぱく質で多い

食事誘発性熱産生は、食べたあとに消化や吸収などで使われるエネルギーです。Westerterp(2004年)の総説は、栄養素ごとの値を次のように示しています。

栄養素 とったエネルギーのうち、使われる割合
たんぱく質 20〜30%
炭水化物 5〜10%
脂質 0〜3%

いろいろな栄養素を含む食事では、とったエネルギーの約10%です。たんぱく質の多い食事のほうが、食べたあとに使われる量は多くなります。

ただし、これは基礎代謝が上がるのとは別の話です。食事誘発性熱産生は、食べたエネルギーの一部が使われる分なので、食べる量を増やせばとるエネルギーも増えます。

唐辛子の研究でわかっている範囲

唐辛子の辛み成分カプサイシンは、代謝を上げる食べ物としてよく挙げられます。Ludy ら(2012年)は、人を対象にした研究をまとめて分析しました。カプサイシンと、辛みのない類似の成分カプシエイトは、エネルギーの消費と脂肪の利用を増やし、高い量で特にはっきりしていました。一方で、効果の大きさは小さいとまとめています。

料理に唐辛子を使うのはかまいません。ただ、食べる量やたんぱく質の量を見直すほうが、1日のエネルギーの収支には大きく関わります。

食事でできること1:たんぱく質を目安の量とる

筋肉を保つには、たんぱく質を足りる量とる必要があります。dNAXY neo の結果レポートにある1日のたんぱく質の目安は、筋肉の付きにくさの危険度ごとの値です。体重55kgの人なら、次のとおりです。

筋肉の付きにくさ 体重あたりの目安 体重55kgの場合
危険度1 1.5〜1.75g 83〜96g
危険度2 1.75〜2g 96〜110g
危険度3 2〜2.5g 110〜138g

自分の体重での計算は「体重からたんぱく質の目安を計算する:危険度ごとの倍率」で説明しています。

食事でできること2:食べる量を減らしすぎない

食べる量を急に大きく減らすと、体脂肪と一緒に筋肉も落ちやすくなります。結果レポートの式でも、除脂肪体重が減った分だけ基礎代謝は下がる計算です。試験の数字は「短期集中ダイエットは効果がある? 早く減らすときの注意」で紹介しました。

減らす量は、自分が1日に使う量から決めてください。結果レポートの「参考資料」の章では、基礎代謝に生活活動強度を掛けて1日の総消費エネルギーを出します。座った仕事が中心で、ほとんど運動しない人の強度は1.3です。上の例の人なら、1,202kcal×1.3で、1日約1,560kcal になります。筋肉を増やす運動は「筋肉量を増やす運動:負荷を少しずつ上げる続け方」を読んでください。

自分の筋肉の付きにくさを知るには

dNAXY neo の検査では、たんぱく質(筋肉)の項目で ADRB2 という遺伝子のタイプを調べ、筋肉の付きにくさを危険度1〜3で出します。結果レポートの目安に合わせて、1日のたんぱく質の量を決められます。

検査は綿棒で頬の内側をこすって検体を送る方式で、結果が出るのは検体の到着から約2週間です。ダイエット遺伝子検査+30日プログラムの価格は9,350円(税込・送料込み)です。結果が出た日から30日間は、たんぱく質の目安に合わせた1週間の献立と、食事の判定を使えます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

検査の内容を見る

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