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炭水化物は太る? 量と組み合わせで決まる理由と主食の減らし方

2026年10月7日

炭水化物を食べるだけで太るわけではありません。体重の増え減りは、炭水化物を含めた1日の食事のエネルギーと、体が使うエネルギーの差で決まります。

「炭水化物を減らすとすぐ体重が落ちる」という実感には、水分という別の理由もあります。この記事では、炭水化物が太る原因と言われる理由を順に確かめ、主食の量の決め方を dNAXY neo の料理の辞書の値で示します。

1gあたりのエネルギーは、脂質の半分以下

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、1gあたりのエネルギーを、たんぱく質と炭水化物が4kcal、脂質が9kcalとして計算します。同じ重さなら、炭水化物のエネルギーは脂質の半分以下です。

同じ基準は、成人が1日のエネルギーのうち炭水化物からとる割合の目標を50〜65%としています。炭水化物は、ふだんの食事でいちばん多くとる栄養素です。量が多い分、減らしたときのエネルギーの差も大きく出ます。

主食を減らすと、体重が早く減って見える

主食を減らし始めた最初の数日は、体重が早く下がることがあります。その一部は水分です。

体は、炭水化物の一部をグリコーゲンという形で、肝臓や筋肉にためています。Kreitzman ら(1992年)の報告によると、グリコーゲンは3〜4倍の重さの水と一緒に蓄えられています。炭水化物を減らすとグリコーゲンが使われ、一緒にあった水も体から出ていく仕組みです。そのため、体脂肪の減り方より速く体重計の数字が下がります。

反対に、主食を元の量に戻すと、グリコーゲンと水が戻り、体重もすぐに増えます。このとき増えた分の一部は、体脂肪ではなく水分です。減り方も増え方も、1日ではなく1〜2週間の平均で見てください。

主食を抜いて、おかずが増えると

主食を抜いても、代わりにおかずを増やせば、1日のエネルギーは減らないことがあります。料理の辞書の1人分の値で、夕食の例を比べました。

夕食 カロリー 脂質 炭水化物
ごはん+鶏の唐揚げ 560kcal 24.7g 65.5g
ごはんを抜き、鶏の唐揚げを2人分 652kcal 48.4g 19.6g

ごはんを抜いて唐揚げを2人分にすると、炭水化物は45.9g減ります。ところが、脂質が23.7g増えるので、カロリーは92kcal多くなりました。炭水化物を減らしても、脂質の多い料理で埋めれば、エネルギーの収支は変わらないか、かえって増えます。

炭水化物と脂質のどちらを減らしても、差は小さかった

米国の成人609人を対象にした無作為化試験(Gardner ら、JAMA 2018年)では、参加者を低脂肪食と低炭水化物食にくじで分け、12か月の体重の変化を比べました。体重の変化は、低脂肪食で平均 -5.3kg、低炭水化物食で平均 -6.0kg です。2つの食事法の間に、統計的に意味のある差はありませんでした。

試験の中身は「遺伝子で食事法を選んでも差がなかった試験:609人の12か月」で紹介しています。

主食は、まず量を決めて減らす

主食を減らすなら、抜くより量を決める方が続けやすくなります。dNAXY neo の結果レポートの「糖質を減らしましょう」の項目で最初に挙がるのも、主食をいきなりゼロにせず、まず量を半分にするところから始める方法です。

料理の辞書の主食83品のうち、よく食べるものの1人分の値は次のとおりです。

主食(1人分) カロリー 炭水化物
ごはん(150g) 234kcal 55.7g
ごはん(半分の75g) 117kcal 27.9g
梅おにぎり 242kcal 57.2g
トースト 149kcal 27.8g
しょうゆラーメン 395kcal 72.6g
牛丼 701kcal 90.3g
天丼 594kcal 102.8g

料理の辞書の丼は、ごはんを200gで計算しています。牛丼や天丼1杯の炭水化物は、ごはん1杯の約1.6〜1.8倍です。丼や麺の日は、ほかの食事の主食を減らして1日の量をそろえてください。

糖質の危険度と炭水化物の目安

結果レポートの「栄養の知識」の章には、1日のエネルギーのうち炭水化物からとる割合の目安があります。糖質の危険度が高い人ほど、この割合が少なめです。脂質の危険度が1の人の場合、1日2,000kcalのときの目安は次のとおりです。

糖質の危険度 食事の目安 炭水化物の割合 1日2,000kcalのときの炭水化物
危険度2 ややひかえめ 25% 125g
危険度3 ひかえめ 20% 100g

糖質の危険度1の人の目安は「いつもどおり」で、炭水化物をとくに控える必要はありません。どの危険度の人も、太るかどうかを決めるのは1日の量です。糖質の項目の読み方は「ADRB3 と糖質の関係は?」に、危険度ごとの1日の献立例は「糖質に気をつけるタイプの1日の献立例」にまとめています。

自分の糖質の危険度を知るには

dNAXY neo の検査では、綿棒で頬の内側をこすって検体を送ります。検体の到着から約2週間で、糖質、たんぱく質(筋肉)、脂質の3つの項目の危険度1〜3がわかる仕組みです。価格は9,350円(税込・送料込み)です。結果が出た日から30日間は、危険度に合わせた1週間の献立と、食事の判定を使えます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

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