マイページ

糖質と脂質、どっちを減らす?両方に気をつけるときの決め方

2026年10月7日

糖質と脂質のどちらを減らしても、体重の減り方に大きな差は出なかったという研究があります。両方に気をつけたいときは、減らしても続けやすい方から始めてください。

糖質から始めるなら主食と甘いものを、脂質から始めるなら揚げ物と脂の多い肉を減らします。dNAXY neo の結果レポートでも、糖質と脂質の両方の危険度が高い人には「続けやすい方」を控えめにする目安が出ます。

研究では、どちらを減らしても差は小さかった

米国の成人609人を対象にした無作為化試験(Gardner ら、JAMA 2018年)では、参加者を低脂肪食と低炭水化物食にくじで分け、12か月の体重の変化を比べました。体重の変化は低脂肪食で平均 -5.3kg、低炭水化物食で平均 -6.0kg で、2つの食事法の間に統計的に意味のある差は見られませんでした。

この試験では、遺伝子の型で「合う食事法」を分けても、体重の減り方に差は出ていません。試験の中身は「遺伝子で食事法を選んでも差がなかった試験:609人の12か月」で詳しく紹介しています。

どちらを選んでも差が小さいなら、決め手は続けられるかどうかです。

続けやすさで決める3つの問い

迷ったら、次の3つを自分に聞いてみてください。

問い 糖質から始める人 脂質から始める人
減らしてもつらくないのは ごはん、パン、麺、甘いもの 揚げ物、脂の多い肉、バター
ふだんの食事に多いのは 丼や麺の一品料理、菓子パン 揚げ物の定食、焼き肉、炒め物
代わりに食べたいものは 肉や魚のおかずを増やしたい ごはんの量はそのままにしたい

答えが片方に寄ったら、そちらから始めます。決めきれないときは、まず片方を試し、つらければもう一方に切り替えてもかまいません。

糖質から始めるなら、主食と甘いものを減らす

結果レポートの「食生活アドバイス」の章では、糖質を減らす方法の1つ目に「主食(米など)の量を半分にする」が載っています。主食をいきなりゼロにせず、量を半分にするところから始める方法です。

dNAXY neo の料理の辞書で、主食と甘いものの1人分を見ると次のとおりです。

料理(1人分) エネルギー 炭水化物 脂質
ごはん 234kcal 55.7g 0.5g
カレーライス 613kcal 99.6g 19.4g
焼き芋 151kcal 39.0g 0.2g
バナナ 93kcal 22.5g 0.2g
せんべい 74kcal 16.8g 0.2g

ごはんを半分にすると、炭水化物はおよそ28g減ります。焼き芋やバナナは脂質がほとんどありませんが、炭水化物は多めです。糖質から始めた人は、間食の甘いものの回数も見直してください。

脂質から始めるなら、揚げ物と脂の多い肉を減らす

結果レポートで脂質を減らす方法として挙がっているのは、牛と豚はヒレかもも、鶏肉は皮なしを選ぶことです。調理法の優先順位は「茹でる」「焼く」「揚げる」の順で、脂質を多く含む揚げ物はなるべく避ける目安です。

料理(1人分) エネルギー 脂質 たんぱく質
とんかつ 457kcal 33.8g 23.1g
豚の生姜焼き 336kcal 22.3g 20.9g
豚バラ大根 300kcal 21.4g 10.6g
鮭の塩焼き 152kcal 8.9g 18.1g
鶏むね肉のねぎ塩炒め 178kcal 6.3g 28.7g

とんかつを鶏むね肉のねぎ塩炒めに替えると、脂質は27.5g少なくなり、たんぱく質はむしろ増えます。豚肉の料理でも、バラ肉の料理は脂質が多めです。

片方を減らしたら、もう片方は減らしすぎない

結果レポートの PFC バランスは、糖質と脂質の片方を控えて、もう片方は残す形です。糖質と脂質がどちらも危険度3の人は、糖質を控えるなら脂質40%・炭水化物20%、脂質を控えるなら脂質20%・炭水化物40%が目安になります。たんぱく質はどちらも40%です。

危険度の組み合わせごとの目安と、アプリでどちらを控えるかを選ぶ設定は「糖質制限と脂質制限、どちらにするかを結果で決める」で説明しています。

自分の危険度を知るには

dNAXY neo の検査でわかるのは、糖質(ADRB3)、たんぱく質(筋肉、ADRB2)、脂質(UCP1)の3つの項目の危険度1〜3です。価格は9,350円(税込・送料込み)で、検体の到着から約2週間で結果レポートが開けます。結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と食事の判定を使えます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

検査の内容を見る

関連する記事

「2つ以上に気をつけるタイプ」の記事をすべて見る(4本)