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危険度が高い結果が出たら:落ち込む前に知っておくこと

2026年10月7日

危険度3が並ぶ結果が出ても、研究で見られた差は、同じ遺伝子タイプの人の集団で平均したときの小さな違いです。BMI で言えば、平均 0.26 kg/m² ほどの差が報告されています。

遺伝子タイプで食事法を分けても、12か月の体重の減り方は変わらなかったという無作為化試験もあります。危険度が高い結果は、どこから食事を整えるかを決める目安として使ってください。この記事では、その根拠と使い方を説明します。

研究で見られた差は、平均 0.26 kg/m²

糖質の項目で調べる ADRB3 には、日本人の35の研究グループ、計6,582人をまとめた解析があります(Kurokawa ら、2001年)。関連するとされる型を持つ人は、持たない人より BMI が平均 0.26 kg/m² 高いという結果でした。身長160cmの人なら、体重にして約0.7kgの差です。

同じ解析では、6,582人のうち2,316人、約35%がこの型を持っていました。糖質の危険度が2や3になる人は、珍しくありません。

3つの遺伝子には、関連を認めなかった研究もあります。たとえば筋肉の付きにくさの項目で調べる ADRB2 は、日本人4,193人の研究で、この型だけでは肥満との関連が見られませんでした。研究の一覧は「検査結果の根拠」のページに載せています。

遺伝子タイプで分けても、体重の減り方は変わらなかった

米国の成人609人を対象にした無作為化試験(Gardner ら、JAMA 2018年)では、参加者を低脂肪食と低炭水化物食にくじで分け、12か月の体重の変化を比べました。研究者は、3つの遺伝子の型の組み合わせで「合う食事法」を分けていました。合う方の食事法に振り分けられた人とそうでない人で、体重の減り方に差は見られませんでした。

この試験で使われた遺伝子は PPARG、ADRB2、FABP2 で、ADRB2 は dNAXY neo が調べる位置とは別の位置です。試験の詳しい内容は「遺伝子で食事法を選んでも差がなかった試験:609人の12か月」で紹介しています。

この試験の結果からは、遺伝子タイプに合わせた食事法で体重がより減るとは言えません。危険度が高いことも、体重がこの先どうなるかを決めるものではありません。

危険度3が並んだときの総合コメント

3つの項目がすべて危険度3の結果では、総合的な太りやすさの危険度は10段階中の10です。総合コメントは、食事ではたんぱく質を多めにとり、糖質を控える方法と脂質を控える方法のうち続けやすいほうを選ぶよう勧めています。運動は筋トレを優先し、有酸素運動はできる範囲で行う、という勧め方です。

3つとも危険度3でも、控えるのは糖質と脂質のどちらか1つです。10段階の数字の読み方は「遺伝子検査の「総合的な太りやすさの危険度」10段階の見方」で説明しています。

高い危険度は、食事を整える順番に使う

危険度の高い項目は、どの栄養素から見直すかの順番として使えます。次の表は、料理の辞書の値で丼を2つ比べたものです。

料理(1人分) エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物
カツ丼 843kcal 33.1g 36.5g 97.8g
親子丼 598kcal 25.6g 16.7g 88.1g

カツ丼を親子丼に替えると、脂質は36.5gから16.7gに減ります。炭水化物の差は9.7gです。脂質の危険度が高い人には、揚げ物を避けるこの替え方が向いています。糖質の危険度が高い人は、どちらの丼でもごはんの量を減らすほうが目安に近づきます。

1回の食事で全部の目安を満たそうとしなくてかまいません。1週間のうち、揚げ物の回数を減らす、主食を少なめにするなど、1つずつ変えていくと続けやすくなります。危険度という言葉が何を数えているかは「結果の「リスク」は病気のリスク?たんぱく質と脂質の項目の読み方」にまとめました。

結果レポートと献立を使う

dNAXY neo の検査では、検体の到着から約2週間で結果レポートが開けます。価格は9,350円(税込・送料込み)です。結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と、料理名や写真で目安に合うかを見る食事の判定を使えます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

検査の内容を見る

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