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甘いものが好きなのは遺伝?味の好みと遺伝子の関係を研究で見る

2026年10月7日

甘さの感じ方には、遺伝子の違いが関わっていることが双子の研究でわかっています。ただ、遺伝で説明されるのは個人差の3割ほどで、甘いものを食べる量を減らすと甘さの感じ方が変わったという試験もあります。

dNAXY neo の検査は、味覚の遺伝子は調べません。この記事では、味の感じ方と遺伝子の研究を紹介し、検査の糖質の項目がどの遺伝子で何を見ているかを説明します。

甘さの感じ方の3割ほどは遺伝

双子の研究(Hwang ら、2015年)では、12〜26歳の1,901人に、4種類の甘い味の強さを答えてもらいました。一卵性の双子243組と二卵性の双子452組を含む集団です。甘さの感じ方の個人差のうち、遺伝で説明される割合(遺伝率)は次のとおりでした。

甘い味 遺伝率
ブドウ糖 0.31
果糖 0.34
甘味料(ネオヘスペリジンジヒドロカルコン) 0.31
甘味料(アスパルテーム) 0.30

どの甘い味も、遺伝率は3割ほどでした。4つの甘い味の遺伝の影響は、75%以上が共通の遺伝の要因で説明できました。同じ研究では、年齢が1歳上がるごとに、甘さを感じる強さが2〜5%下がっていました。

甘いものを食べる量に関わる遺伝子

甘さの感じ方だけでなく、甘いものを食べる量と遺伝子の関係も調べられています。

カナダのトロント大学の研究グループ(Eny ら、2010年)は、甘い味を受け取る受容体の遺伝子 TAS1R2 を調べました。若い成人1,037人のうち BMI が25以上の205人では、この遺伝子のある型を持つ人の糖類の摂取量が1日103gで、持たない人の122gより少ない結果でした。BMI が25未満の人では、型による差は見られていません。

デンマークの6,514人を調べた研究(Søberg ら、2017年)では、FGF21 という遺伝子のある型を持つ人で、お菓子を食べる量が多い傾向が見られました。FGF21 は肝臓から出るホルモンを作る遺伝子です。

どちらも、集団で平均したときの関連です。型を持つ人が必ず甘いものを多く食べるわけではありません。

甘さの感じ方は、食べる量でも変わる

米国のモネル化学感覚研究所の研究グループ(Wise ら、2016年)は、21〜54歳の健康な人を2つのグループに分けて試しました。一方のグループには3か月の間、砂糖などの糖類からとるエネルギーの40%を、脂質、たんぱく質、でんぷんなどに置き換えてもらっています。

比べた月 糖類を減らしたグループの結果
2か月目 甘さの控えめなプリンを、比べたグループより甘く感じた
3か月目 プリンを、甘さの濃さにかかわらず約40%甘く感じた
3か月目 好ましさの評価は変わらなかった

糖類を減らすと、同じプリンでも甘く感じるようになりました。一方で、好ましさの評価は変わっていません。研究者は、糖類を減らすと甘いものの好みまで変わるかは、さらに調べる必要があるとしています。糖類を減らしたグループは16人で、人数の少ない試験です。

dNAXY neo の検査で調べること

dNAXY neo の検査で調べるのは、肥満に関連するとされる3つの遺伝子です。TAS1R2 や FGF21 など、味の感じ方や甘いものの好みに関わる遺伝子は調べていません。

糖質の項目に使う遺伝子は ADRB3 です。日本人6,582人のデータをまとめた解析では、この遺伝子の型を持つ人の BMI が持たない人より平均 0.26 kg/m² 高い結果でした。この項目でわかるのは糖質を控える強さの目安で、甘いものが好きかどうかはわかりません。

糖質の危険度 食事の目安
危険度1 いつもどおり
危険度2 ややひかえめ
危険度3 ひかえめ

糖質の危険度3の結果の多くと、危険度2の結果の一部では、結果レポートの「食生活アドバイス」の章に「糖質を減らしましょう」の項目が入ります。主食の量を半分にすることと並んで、甘いフルーツは糖質が多いので気をつけるよう書かれています。

甘いおやつの炭水化物を数字で見る

甘いものが好きな人は、まずおやつの量を数字で見てください。dNAXY neo の料理の辞書の1人分の値です。

おやつ(1人分) エネルギー 炭水化物
焼き芋 151kcal 39.0g
干し芋 111kcal 28.8g
バナナ 93kcal 22.5g
甘栗 83kcal 19.4g
りんご 53kcal 15.5g
いちご 31kcal 8.5g
ハイカカオチョコレート 81kcal 6.5g

結果レポートの「栄養の知識」の章には、1日のカロリーごとの炭水化物の量の表があります。P:F:C が4:4:2の結果で1日2,000kcalなら、炭水化物の目安は100gです。焼き芋1本で、その約4割になります。糖質に気をつけるタイプの間食の選び方は「糖質に気をつけるタイプの間食:甘いものの代わりと量」にまとめました。

自分の糖質の危険度を知るには

dNAXY neo の検査は、綿棒で頬の内側をこすって送る方式です。検体の到着から約2週間で、マイページの結果レポートが開けるようになります。価格は9,350円(税込・送料込み)です。結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と食事の判定を使えます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

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