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産後の体重はいつ戻る? 減り方の目安と、焦らないための見方

2026年10月7日

産後の体重は、出産の直後に赤ちゃんと胎盤などの分が減り、そのあとは数か月かけてゆっくり戻ることが多いです。日本の6万人あまりを調べた研究では、産後1か月の体重は妊娠前より平均3kgあまり多く、産後6か月で平均して妊娠前に近い値になっていました。

ただし、これは大勢の平均です。戻り方は人によって大きく違うので、1か月ごとの増減で焦らず、半年から1年の幅で見てください。

出産の直後に減るのは、赤ちゃんと胎盤などの分

妊娠中に増える体重は、妊娠前の体格によって目安が違います。こども家庭庁の「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」は、日本産科婦人科学会の目安を次のように紹介しています。

妊娠前の体格(BMI) 妊娠中の体重増加の目安
低体重(18.5未満) 12〜15kg
普通体重(18.5以上25.0未満) 10〜13kg
肥満1度(25.0以上30未満) 7〜10kg
肥満2度以上(30以上) 個別対応(上限5kgまでが目安)

このうち出産で体の外に出るのは、赤ちゃん、胎盤、羊水などです。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」は、出生時の体重の平均を約3kg、胎盤の重さを赤ちゃんの約6分の1とし、合わせて約3.5kgと見積もっています。増えた体重のうち残りの分は、出産のあとに時間をかけて戻っていきます。

そのあとは、数か月かけてゆっくり戻る

日本の大規模な調査(エコチル調査)のデータを使った Yamamoto ら(2022年)の研究は、64,469人の産後の体重を調べました。体重は本人が質問票に書いた値で、妊娠前の体重との差を「戻っていない分」として計算しています。

時期 妊娠前より多い分(平均)
産後1か月 3.2〜3.3kg
産後6か月 0.2〜0.8kg

産後1か月から6か月までの5か月で、平均で2.5〜3kgほど戻った計算になります。1か月あたりにすると0.5kgほどです。食事摂取基準も、授乳中に必要なエネルギーを計算するときに、産後の体重の減り方を1か月0.8kgと置いています。

数字に幅があるのは、授乳の方法で分けた2つの組の平均だからです。授乳の方法と体重の関係は「母乳とミルクで産後の体重の戻り方は違う?」で説明しています。

戻り方は人によって大きく違う

同じ研究では、妊娠前の体格によっても、産後6か月の体重に差がありました。妊娠前が低体重だった人は、6か月の時点でも平均で妊娠前より1.0〜1.6kg多い結果です。一方、妊娠前に太りぎみだった人は、平均で妊娠前より0.7〜2.2kg少なくなっていました。

研究の著者は、産後6か月の体重に関わる要素として、妊娠中に増えた体重、妊娠前の体格、授乳の方法を挙げています。ほかの人と同じ時期に同じだけ戻らなくても、おかしいことではありません。

この研究の質問票には、産後の食事や運動を尋ねる項目がありませんでした。食事や運動が戻り方にどう関わったかは、この研究からはわかりません。

焦らないための体重の見方

産後は、授乳や睡眠の時間が日によって違い、体重も日ごとに上下します。体重は、朝起きてトイレのあとなど、毎日同じ条件で測ってください。1週間の平均を前の週と比べると、日ごとの上下にまどわされずに流れをつかめます。

見るのは、数か月のあいだに少しずつ下がっているかどうかです。半年たっても妊娠前より多い分が残っているときや、体重が増え続けているときは、そこで食事を見直すかを考えます。1か月にどのくらいのペースで減らすかの目安は「ダイエットのペースの目安は?」にまとめました。産後のダイエットをいつ始めるかは「産後ダイエットはいつから?」をご覧ください。

忙しい時期は、買った食事を写真で確かめる

産後は、料理をせずに買った食事で済ませる日も増えがちです。そうした日に、買った食事が自分の目安に合うかを知りたいときは、dNAXY neo のアプリの食事の判定を使えます。

「写真で判定」を押して料理を撮ると、遺伝子タイプなどから決めた方針に合うかが「合う」「量しだい」「控えたい」「分からない」の4段階で出ます。料理名を入れて判定することも可能です。判定に使った写真は保存されません。

食事の判定は、月額1,380円か年額11,760円(月々980円)で使えます。メールアドレスでログインすれば、献立のプレビューを無料で見られます。

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