マイページ

食べ過ぎは何日で脂肪になる? 2日で整える考え方

2026年10月7日

食べ過ぎた分が、2日や3日といった決まった日数を過ぎると脂肪に変わる、というしくみはありません。余った分の一部は糖として肝臓や筋肉にためられ、その後の数日の食事の中で使われるからです。

よく聞く「2日でリセット」は、食べ過ぎた分の収支を数日で戻す考え方として使うと役に立ちます。この記事で扱うのは、食べ過ぎた分が体の中でどう扱われるかと、数日で整えるときの量の考え方です。

決まった日数で脂肪に変わるわけではない

「食べ過ぎて2日たつと脂肪になる」「48時間以内なら脂肪にならない」といった話を見かけます。けれども、食べた物が脂肪に変わるまでの日数は、食べた物の種類や量、ふだんの食事で変わり、1つの日数では決まりません。

dNAXY neo の結果レポートの「栄養の知識」の章は、糖質について次のように説明しています。糖質は一時的に多くとって筋肉や肝臓にためておけるので、すぐにエネルギーとして使える。一方で、とりすぎると余ったブドウ糖が脂肪に変わり、体脂肪としてたくわえられる。体に入った糖は、まず使われるか糖としてためられ、それでも余った分が脂肪になる、という順番です。

糖としてためられる量には上限がある

糖をためる量を調べた研究があります。スイスのローザンヌ大学の Acheson ら(American Journal of Clinical Nutrition、1988年)は、男性3人に、まず糖質を控える食事と運動で体の糖を減らしてもらいました。そのあと7日間、炭水化物の多い食事を、1日3,600〜4,900kcal ほど食べてもらっています。

この研究によると、体が糖をためられる量は体重1kgあたり約15gです。糖を約500g 多くためるまでは、体の中で作られる脂肪が体脂肪を増やすほどにはならないとしています。ためる場所がいっぱいになると、余った炭水化物から脂肪が作られる量が増えました。

対象は3人だけで、糖を減らしてから大量に食べるという特別な条件です。ふだんの食べ過ぎにそのまま当てはめることはできません。揚げ物などの脂質の多い食べ過ぎも、この研究の対象外です。それでも、食べ過ぎた分の一部がまず糖として体にためられ、次の食事を控えめにすればその糖から使われる、という流れはつかめるはずです。ためた糖は重さの3〜4倍の水を一緒に抱えるので(Kreitzman ら、1992年)、翌朝の体重は大きく増えて見えます。翌朝の体重の読み方は「食べ過ぎた次の日の過ごし方 2〜3日で整える食事」を見てください。

1回の食べ過ぎを、体脂肪の量で考える

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、体脂肪1kgを減らすのに必要なエネルギーを約7,000kcal としています。この数字を使うと、1回の食べ過ぎの大きさを体脂肪の量に置き換えられます。

dNAXY neo の料理の辞書の1人分の値で、いつもの夕食に足しがちな料理を並べました。

料理(1人分) カロリー 脂質 炭水化物
しょうゆラーメン 395kcal 6.0g 72.6g
鶏の唐揚げ 326kcal 24.2g 9.8g
鮭おにぎり 267kcal 2.2g 56.6g
合計 988kcal 32.4g 139.0g

3品を足すと、988kcal 多く食べたことになります。全部が体脂肪になったとしても、約7,000kcal で割ると約0.14kg です。1回の食べ過ぎで体脂肪が何kg も増えることはありません。

「2日でリセット」は、収支を数日で戻す考え方

食べ過ぎた分は、次の数日で少しずつ量を減らせば、数日の合計で収支を戻せます。「2日でリセット」は、この戻し方を2日に分ける考え方です。

たとえば600kcal ほど多く食べた日のあとなら、2日で1日300kcal ずつ減らします。料理の辞書の値で、夕食の主菜と主食を入れ替える例です。

入れ替え 減るカロリー
鶏の唐揚げ(326kcal)を鮭の塩焼き(152kcal)に 174kcal
ごはん1杯(234kcal)を半分に 117kcal
合計 291kcal

この入れ替えを2日続けると、582kcal です。主菜は残しているので、たんぱく質は鮭の塩焼きで18.1g とれます。食事を抜くより、主菜を脂質の少ない料理に替え、主食を少し減らす方が、たんぱく質を保ったまま量を減らせます。

2日では戻しきれないほど多く食べたときや、2日続けて食べ過ぎたときは、1日に減らす量を増やさずに、戻す日数を延ばしてください。

1週間の合計で整える

数日で戻すときも、見るのは1週間の合計です。食べ過ぎた日も含めた週の合計が、ふだんの週と同じくらいに収まっていれば、収支は整っています。週の中での量の割り振り方は「カロリー収支は1週間で考える 食べすぎた日の整え方」にまとめています。

dNAXY neo のアプリの1週間の献立は、7日分の朝・昼・夕を毎週新しく作る機能です。食べ過ぎた日があっても、次の日からは献立に沿って食べれば、ふだんの量に戻れます。献立どおりに食べない食事も、食べる前に料理名を入れるか写真を撮れば、目安に合うかの判定が出ます。

献立のプレビューは、検査を受ける前でも、メールアドレスでログインすれば無料です。ほかの会社の検査で分かった型(りんご型、洋なし型、バナナ型)を最初の設定で選ぶと、プレビューの献立がその型の方針になります。dNAXY neo の検査に付く30日のプログラムでは、結果が出た日から30日間、遺伝子タイプに合わせた献立と食事の判定を使えます。価格は9,350円(税込・送料込み)です。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

検査の内容を見る

関連する記事

「体重が増えた日」の記事をすべて見る(7本)