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マルチビタミンは必要?食事で足りない人と注意すること

2026年10月7日

ふつうの食事がとれている人で、マルチビタミンを飲むと体の調子が変わるかどうかは、研究でははっきりしていません。食事の量を大きく減らしている人や、食べるものが偏っている人では、足りない分を補う方法の1つとして考えられます。

この記事で扱うのは、マルチビタミンについて研究でわかっていること、食事でとれるビタミンの量、とりすぎに気をつけるビタミンの3つです。

マルチビタミンについて研究でわかっていること

厚生労働省の「統合医療」情報発信サイト(eJIM)は、米国国立衛生研究所(NIH)のマルチビタミン/ミネラルの資料を日本語に訳して載せています。この資料のおもな内容は次の3つです。

  1. マルチビタミン/ミネラルは、食事だけでは必要な量に届かない人が、推奨される量のビタミンやミネラルをとるのに役立つ
  2. 健康への影響を調べた研究の多くで、マルチビタミン/ミネラルを飲むことによる利点は見つかっていない
  3. 何をどれだけ含めば「マルチビタミン」と呼べるかの基準は米国にはなく、商品によって中身が大きく違う

同じ資料は、マルチビタミンを飲んでいる人ほど、もともと食事からとっているビタミンやミネラルが多い傾向にある、という研究も紹介しています。

食事でとれるビタミンの量

野菜と果物を1品ずつ足すと、ビタミンの量はどれくらい変わるのか。dNAXY neo の料理の辞書の1人分の材料と、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の値で計算しました。

料理(1人分) エネルギー ビタミンC ビタミンA
ブロッコリーのおかか和え 32kcal 98mg 53µg
かぼちゃの煮物 107kcal 43mg 210µg
にんじんしりしり 113kcal 3mg 494µg
いちご(100g) 31kcal 62mg 1µg
キウイフルーツ(80g) 41kcal 57mg 3µg

ビタミンAはレチノール活性当量で示しています。成分表の値は生の食品のもので、加熱で減る分は計算に入れていません。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、18歳以上のビタミンCの推奨量は男女とも1日100mgです。ブロッコリーのおかか和えと果物を1つ足せば、この量を超えます。ビタミンAの推奨量は、18歳以上の男性で1日850〜900µg、女性で650〜700µgです。かぼちゃやにんじんの副菜を1品入れると、その4分の1から半分ほどになります。

結果レポートの「オススメの栄養素」

dNAXY neo の結果レポートの「栄養の知識」の章には、「オススメの栄養素」の表があり、ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンD、ビタミンB2など9つの栄養素が並び、どれに印が付くかは遺伝子タイプによって違います。

表の下には、栄養素ごとに多く含む食材の写真が3つずつ載っていて、ビタミンB1はうなぎ、豚肉、大豆、ビタミンB6はマグロ、レバー、バナナ、ビタミンB2はレバー、納豆、乳製品です。結果レポートが示しているのは、どの食材から栄養素をとるかです。結果とサプリメントの関係は「遺伝子検査のあとにサプリは必要?結果と食事の関係」にまとめています。

同じ章の糖質制限の節は、食事制限をすると、ビタミンやミネラルが不足しがちだと書いています。食事だけでとれない分は、サプリメントなどで補給する、という書き方です。マルチビタミンを考えるのは、この「食事だけでとれない分」があるときです。

とりすぎに気をつけたいビタミンA、D、E

ビタミンA、D、Eは、脂に溶ける脂溶性ビタミンで、食事摂取基準はこの3つに耐容上限量を決めています。18歳以上の値は次のとおりです。

ビタミン 1日の耐容上限量
ビタミンA 2,700µg(レチノール活性当量。β-カロテンなどは含まない)
ビタミンD 100µg
ビタミンE 男性800mg、女性650〜700mg

食事摂取基準の耐容上限量には、サプリメントからとる分も含まれます。ただし、サプリメントではないふつうの食品を組み合わせた食事で、耐容上限量を超える可能性は低い、というのが食事摂取基準の見方です。

eJIM の資料は、マルチビタミンを飲むと一部の栄養素が上限量を超えやすくなり、ビタミンやミネラルの単品のサプリメントも飲んでいる人では、さらにその可能性が高まるとしています。マルチビタミンに、ビタミンDやビタミンEの単品を重ねる飲み方は避けてください。飲む前には、商品の表示で1日分のそれぞれの量を確かめてください。

飲むときの注意

飲む時間や回数は、商品の表示に従ってください。結果レポートの「栄養の知識」の章には、脂質に脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがある、という説明があります。

持病のある人、妊娠中や授乳中の人、薬を飲んでいる人は、医師か薬剤師に相談してください。

dNAXY neo のダイエット遺伝子検査+30日プログラムは9,350円(税込・送料込み)です。結果が出た日から30日間、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と、料理名や写真での食事の判定を使えます。献立は、料理の辞書の485品から7日分の朝・昼・夕を組みます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

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