下半身太りの原因は? 脂肪のつき方、むくみ、筋肉
2026年10月7日
文責: dNAXY neo 編集部(担当ペルソナ: 佐藤 豊)
下半身だけが太く見える大きな理由は、女性の皮下脂肪がお尻と太ももにつきやすいことです。そこに、夕方の脚のむくみや、下半身の筋肉をあまり使わない生活が重なると、上半身との差がさらに目立ちます。
脂肪は体全体から減っていくので、下半身だけを狙うより、食事と運動を両方続けるのが近道です。この記事では、脂肪のつき方、むくみ、筋肉の3つに分けて原因を説明します。
女性は、お尻と太ももに皮下脂肪がつきやすい
厚生労働省の e-ヘルスネット「肥満と健康」は、肥満を内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満に分けています。皮下脂肪型肥満は、腰まわりや太ももなど下半身を中心に皮下脂肪がたまる肥満です。同じサイトの用語集では、別名として「洋ナシ型肥満」「女性型肥満」「下半身肥満」が挙がっています。
脂肪のつき方の男女差を調べた研究をまとめた総説(Karastergiou ら、2012年)は、女性は男性より体脂肪が多く、多くの女性は洋梨型の脂肪のつき方になると述べています。男性に多いのは、お腹を中心に脂肪がつく形です。総説は、性ホルモンや、脂肪細胞そのものの性質の違いが関わっている可能性を挙げています。
上半身が細めで下半身だけが太く見える体型は、多くの女性に見られる脂肪のつき方そのものです。下半身の脂肪のつき方と遺伝の関係は「脂肪のつき方は遺伝する?」で、洋梨型肥満と遺伝子検査の「洋なし型」の違いは「洋梨型肥満の特徴とは?」で取り上げました。
結果レポートの「太り方の特徴」
dNAXY neo の結果レポートの「検査結果」の章には、結果ごとの「太り方の特徴」の欄があります。33通りの結果のうち、脂質の危険度が2か3の24通りでは、すべてに「たるんだお尻や太もも」か「むっちりとしたお尻や太もも」が入ります。脂質の危険度が2か3の人について、結果レポートの説明は、燃焼されなかった脂肪が下半身につき、皮下脂肪になるという内容です。
ただし、根拠にしている UCP1 の研究が調べたのは、BMI と体重の増え方です。脂肪が下半身につくかどうかを測った研究ではありません。下半身太りの理由を遺伝子タイプだけで説明することはできないので、太り方の特徴は、気をつけたい傾向の目安として読んでください。
夕方に太く見えるなら、むくみも重なっている
朝より夕方に脚が太く感じるなら、脂肪に加えてむくみも重なっています。ブラジルの病院で働く70人の脚の体積を勤務の前後に測った研究(Belczak ら、2009年)では、どの勤務の組でも、勤務のあとに脚の体積が増えていました。症状のない人でも、勤務の間に脚に水分がたまっていたということです。
dNAXY neo の結果レポートの「その他のアドバイス」の章には、脚の疲れやむくみに関わる項目が2つあります。
| 項目 |
載る結果 |
中身 |
| むくみ対策 |
7通り |
座りっぱなしで下半身の血流が悪くなるので、デスクワークの人は1時間に1度立ち上がり、軽い屈伸をする |
| お風呂上がりのストレッチ |
12通り |
体が温まって血行がよくなっているお風呂上がりに、疲れている所を伸ばす |
塩辛い食事のあとも、体は水分をためます。食事で整える方法は「塩分をとりすぎた翌日のむくみ。食事で整える方法」にまとめました。むくみは日によって変わるので、脚の太さを比べるときは、毎回同じ時間に測ってください。
お尻と太ももの筋肉を使わない生活
座っている時間が長い生活では、お尻や太ももの筋肉を大きく動かす機会が少なくなります。結果レポートの運動アドバイスは、下半身には体の筋肉の約7割があり、お尻と太ももの筋肉で全体の5割を占めると説明しています。どこを鍛えるか迷ったら下半身から、という勧めです。
脚が太くなるのが心配で、下半身の筋トレを避ける人もいるでしょう。結果レポートには「そんなに簡単に脚は太くならない」という項目があり、女性はホルモンの関係で男性より筋肉が付きにくいと書いています。家でできる下半身の種目を、dNAXY neo の運動の辞書から4つ選びました。
| 種目 |
強さ |
やり方の要点(運動の辞書より) |
| スクワット |
ふつう |
つま先と膝を同じ向きにそろえ、椅子に座るようにお尻を後ろへ引く |
| バックランジ |
ふつう |
片足を後ろへ引いて腰を下ろす。前に踏み出すランジより膝への負担が少ない |
| 片脚ヒップリフト |
ふつう |
床についた足のかかとで押してお尻を持ち上げ、骨盤が傾かないように保つ |
| 踏み台昇降 |
ふつう |
階段のいちばん下の段で、片足ずつ上り下りする |
脂肪は体全体から減る
鍛えた場所の脂肪だけが減るという考えは、研究では支持されていません。研究の中身は「気になる部分だけ脂肪を落とせる?」で紹介しました。下半身の脂肪も、体全体の体脂肪と一緒に減っていきます。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、成人に、歩く程度以上の体を動かす時間を1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)勧めています。あわせて推奨しているのが、週2〜3日の筋トレと、座りっぱなしの時間を長くしすぎないことです。食事で全体の量を整え、運動で筋肉を保つ組み合わせです。食事の整え方は「下半身ダイエットの食事」で扱います。
自分の脂質の危険度を知るには
dNAXY neo の検査では、綿棒で頬の内側をこすって送ると、検体の到着から約2週間で、糖質、たんぱく質(筋肉)、脂質の危険度1〜3が結果レポートに出ます。価格は9,350円(税込・送料込み)です。結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と、結果レポートの運動の強さを上限にした運動メニューを使えます。
出典
文責
dNAXY neo 編集部(株式会社tatepass)

担当ペルソナ: 佐藤 豊(運動・ダイエット)
運動とダイエットの記事を担当します。続けやすさを優先して、家でできる運動や体重の数字の見方を、研究でわかっている範囲で説明します。
担当ペルソナについて
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