筋トレで腰が痛くなる原因と、腰をかばう種目の選び方
2026年10月7日
文責: dNAXY neo 編集部(担当ペルソナ: 佐藤 豊)
筋トレで腰に負担がかかりやすいのは、腰をそらしすぎる、背中を丸めたまま重い物を持ち上げる、反動で体を起こす、の3つの動きです。デッドリフト、レッグレイズ、バックエクステンションのように腰に負担がかかりやすい種目は、腰に不安がある日は避けるか、動きを小さくしてください。
痛みが強い日は運動を休み、痛みが続くときは医療機関で相談してください。この記事では、腰に負担がかかる動きと種目、腰をかばう日の種目の選び方を、dNAXY neo の運動の辞書を使って説明します。
腰に負担がかかる3つの動き
dNAXY neo の運動の辞書は、種目ごとにやり方の注意を載せています。腰に関わる注意を、動きごとに分けたのが次の表です。
| 動き |
辞書で注意している種目 |
辞書の注意の例 |
| 腰をそらしすぎる |
バックエクステンション |
腰をそらしすぎない。腰に痛みが出たらやめる |
| 背中を丸めて持ち上げる |
デッドリフト、ケトルベルスイング、ローイングマシン |
背中を丸めない。腰に痛みがある日は行わない |
| 反動で起き上がる |
ロールアップ、ティーザー |
反動で起き上がらない。きついときは膝を曲げて行う |
あお向けで脚を上げ下げするレッグレイズにも、「腰が床から浮くと腰を痛めやすい。腰に不安があれば行わない」という注意があります。やり方の要点も「腰を床に押しつけたまま」脚を上げ下げすることです。
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」も、仕事で重い物を扱うときの注意として、前かがみやひねりのような不自然な姿勢と、急な動作を避けるよう求めています。床から荷物を持ち上げるときは、片足を少し前に出し、膝を曲げて腰を十分に下ろしてから、膝を伸ばして立ち上がる、というのが指針の示す持ち上げ方です。
腰に負担がかかる種目
運動の辞書の100種目のうち、腰に負担がかかる種目として印を付けているのは23種目です。
| 区分 |
腰の印がある種目の数 |
主な種目 |
| 筋トレ |
40種目のうち8 |
デッドリフト、ルーマニアンデッドリフト、バーベルスクワット、レッグレイズ、バックエクステンション |
| ピラティス |
15種目のうち8 |
ロールアップ、ティーザー、スワン、スイミング |
| ヨガ |
15種目のうち5 |
コブラのポーズ、舟のポーズ、座った前屈 |
| 有酸素運動 |
20種目のうち1 |
ローイングマシン |
| ストレッチ |
10種目のうち1 |
体ひねり |
重い物を床から持ち上げる種目、上体をそらす種目、上体をひねる種目に、腰の印が付いています。ピラティスでは、15種目の半分以上に腰の印があります。
腰に不安がある日に選べる種目
腰の印がない種目から、腰に不安がある日に続けやすいものを選びました。
| 種目 |
区分 |
場所 |
辞書の注意 |
| ウォーキング |
有酸素運動 |
家の近く、ジム |
歩きやすい靴をはく |
| エアロバイク |
有酸素運動 |
ジム |
長くこぐときは、こまめに水分をとる |
| クロストレーナー |
有酸素運動 |
ジム |
ペダルが止まってから降りる |
| シーテッドロー |
筋トレ |
ジム |
上体を大きく後ろに倒して引かない |
| チェストプレス |
筋トレ |
ジム |
肩がすくまないようにする |
| ヒップリフト |
筋トレ |
家、ジム |
腰をそらしすぎない。腰ではなくお尻で持ち上げる |
背中を鍛えたい日は、腰の印があるワンハンドローの代わりに、マシンに座って引くシーテッドローやラットプルダウンを選べます。ヒップリフトは腰の印こそありませんが、腰をそらしすぎない注意があります。お尻を上げる高さは、肩から膝までが一直線になるところまでにしてください。
デッドリフトを始めるなら
デッドリフトは、運動の辞書で強さを「しっかり」とした、ジムで行う種目です。辞書のやり方の要点は次のとおりです。
- バーベルの前に立ち、すねにバーを近づけて、背すじを伸ばしたまま握る
- 床を足で押すように立ち上がり、バーを体に沿わせて上げる
- 重さは、正しい姿勢で余力を残せるものにする。慣れないうちはトレーナーに見てもらう
バーを体に沿わせて上げる点は、指針が求める「できるだけ身体を対象物に近づけ」た持ち上げ方と共通しています。重さを上げる前に、軽い重さで背中を丸めずに上げられるかを確かめてください。
痛む日は休み、続くときは医療機関で相談する
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、運動前の体調確認の項目に「足腰の痛みが強い」を挙げています。当てはまる日は無理に運動をせず、休養をとり、必要に応じて医療機関を受診するよう書かれています。運動中に関節や筋肉の強い痛みを感じたら直ちに運動を中止する、というのもガイドの注意です。
腰に痛みがある日は、腰の印がない種目に替えるか、運動そのものを休んでください。痛みが続くときは、医療機関で相談してください。膝に不安があるときの種目の選び方は「膝が痛いときの筋トレ:負担の少ない種目の選び方」で説明しています。
アプリの「かばいたい部位」で腰を選ぶ
dNAXY neo のアプリの運動メニューの設定には、「かばいたい部位」の欄があり、膝、腰、肩、手首、首、足首から選べます。画面の説明は「痛めている所に負担がかかる種目は出しません。」です。腰を選ぶと、運動の辞書で腰の印がある23種目は運動メニューに出ません。
運動メニューは、結果レポートの運動のタイプをきつさの上限にして、週ごとに少しずつきつくします。4週に1回は軽めの週になる組み方です。
アプリにログインすれば、検査を受ける前でも、運動メニューのプレビューを無料で見られます。かばいたい部位を選んで毎週作るのは、検査の結果が出た日から30日間か、月額1,380円か年額11,760円(月々980円)で申し込んだときです。
出典
文責
dNAXY neo 編集部(株式会社tatepass)

担当ペルソナ: 佐藤 豊(運動・ダイエット)
運動とダイエットの記事を担当します。続けやすさを優先して、家でできる運動や体重の数字の見方を、研究でわかっている範囲で説明します。
担当ペルソナについて
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