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体が冷えると体重が増えやすい?冷えと体重の関係の考え方

2026年10月7日

体が冷えるだけで体重が増える、という根拠ははっきりしていません。冷えを感じる人は、動く量が少ない、温かい甘い飲み物が増えるといった暮らしの影響が重なっていることがあります。

体を温める工夫と、食事や運動の見直しは、分けて考えてください。この記事では、寒さと熱を作る組織の研究、dNAXY neo の根拠のページにある UCP1 の研究、結果レポートの冷えの項目を使って説明します。

体重は、食べた量と使った量の差で動く

体脂肪が増えるのは、食べて得たエネルギーが、体が使ったエネルギーより多い日が続いたときです。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、体脂肪1kgを減らすのに必要なエネルギーを約7,000kcal としています。

手足が冷たく感じる日があっても、それだけで体脂肪が増えるとは限りません。体重が増えたかどうかは、何日かの平均で確かめてください。

寒さで熱を作る組織の研究

体には、脂肪を燃やして熱を作る褐色脂肪があります。日本の研究グループの Saito ら(2009年)は、健康な成人56人を19℃の部屋で2時間過ごさせ、PET と CT で褐色脂肪のはたらきを調べました。

調べたこと 結果
23〜35歳の32人 17人で、鎖骨の上や背骨のまわりに活発な褐色脂肪が見られた
38〜65歳の24人 活発な褐色脂肪が見られたのは2人
27℃の部屋で過ごしたとき 同じ場所に、はたらきは見られなかった
季節と体格との関係 夏より冬に活発で、BMI や内臓脂肪の面積が大きい人ほど低かった

この研究でわかったのは、寒さを受けると熱を作る組織がはたらき出すことと、その活発さに個人差があることです。冷えを感じやすい人の体重が増えるかどうかは、調べていません。褐色脂肪のくわしい説明は「褐色脂肪細胞とは?どこにあるか、UCP1 とのつながり」にまとめました。

冷えを感じる人に重なりやすい暮らし

冷えと体重の両方が気になるときは、次のような暮らしの変化が一緒に起きていないかを見てください。

暮らしの変化 体重や冷えとのかかわり
寒い日や冷房の効いた部屋で、外に出る回数が減る 歩く量が減り、使うエネルギーが少なくなる
温かい飲み物に、砂糖やミルクの入った物が増える 飲み物の分だけ、食べる量に上乗せされる
温かい麺や鍋の締めが増える 炭水化物の量が増えやすい
食事の量を急に減らした 冷えを感じやすくなる人がいる

dNAXY neo の料理の辞書の1人分の値では、肉うどんは394kcal、カレーうどんは441kcal です。寄せ鍋は284kcal で、たんぱく質が31.2gとれます。同じ温かい料理でも、麺が中心か、具が中心かで中身が変わります。

食事の量を急に減らしてから冷えるようになった人の見直し方は「ダイエットを始めて体が冷えるようになった?食事の量の見直し」で説明しています。夏の冷房で冷えるときの工夫は「夏の冷房で体が冷えるときの、食事と服装の工夫」にまとめました。

UCP1 と体重を調べた日本人の研究

dNAXY neo の検査では、脂質の項目で UCP1 という遺伝子の型を調べます。UCP1 は、褐色脂肪で熱を作るたんぱく質の遺伝子です。根拠のページでは、この型と体重を調べた日本人の研究を紹介しています。

日本人女性312人を調べた研究(Matsushita ら、2003年)では、閉経前の女性で、この型を持つ人は BMI と4年間の体重の増え方が大きいという結果でした。一方、閉経後の女性182人では BMI に差が見られていません。若い日本人男性349人の研究(Shihara ら、2001年)では、BMI との関連は見られませんでした。どちらの研究も、遺伝子の型と BMI や体重の関係を調べたものです。研究の一覧は「検査結果の根拠」のページで見られます。

温める工夫と、体重の見直しを分ける

冷えへの対策と体重への対策は、目的が違います。2つを分けて、それぞれ続けてください。

目的 すること
体を温める 湯船に浸かる、首・手首・足首を覆う、温かい汁物を1品入れる
体重を見直す 1日の量を目安に合わせる、甘い飲み物の回数を決める、歩く量や運動を足す

dNAXY neo の結果レポートの「その他のアドバイス」の章には、「身体が冷えやすいので注意しましょう」という項目があります。33通りの結果のうち、脂質の危険度が2の12通りに載る項目です。ポイントには、シャワーだけで済ませずに湯船に浸かることが挙がっています。体を温める工夫は、この項目を参考にしてください。

体重の見直しは、結果レポートの食生活アドバイスと1日の量の目安を使います。脂質の危険度が2か3の人は、揚げ物や脂の多い肉をひかえめにするのが食事の目安です。

自分の遺伝子タイプを知るには

dNAXY neo の検査で調べるのは、糖質、脂質、たんぱく質(筋肉)の3つの項目の危険度1〜3です。価格は9,350円(税込・送料込み)で、検体の到着から約2週間で結果レポートが開けます。

結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と食事の判定を使えます。温かい甘い飲み物や鍋の締めも、食べる前に名前を入れて、自分の目安に合うかを確かめてください。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

検査の内容を見る

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