マイページ

倹約遺伝子は自分でチェックできる?質問と遺伝子検査の違い

2026年10月7日

質問に答えるチェックでわかるのは、今の食べ方や暮らし、体型の傾向です。倹約遺伝子と呼ばれる型を持っているかどうかは、遺伝子を調べないとわかりません。

遺伝子を調べる検査は、頬の内側を綿棒でこすって送るだけで、自宅でできます。この記事で扱うのは、チェックで遺伝子の型がわからない理由と、検査で調べるものです。

チェックの質問が見ているもの

たとえば「家族に太っている人が多い」「食べる量は多くないのに体重が増える」「甘いものや脂っこいものが好き」「寒がりで手足が冷えやすい」のような質問で考えてみます。

どれも、答えるときは今の自分を振り返ります。答えからわかるのは、食べ方や暮らし、体の感じ方の傾向で、遺伝子の並びは読んでいません。質問で決める体質タイプ全般の性質は「質問で決める体質タイプと遺伝子検査のタイプの違い」で比べています。

質問から遺伝子の型を当てられない理由

理由は3つあります。

1つ目は、家族が似るのは遺伝子だけのせいとは限らないことです。家族は同じ食卓を囲み、同じ時間に食べ、似た好みを持ちやすいものです。「家族に太っている人が多い」という答えからは、遺伝子と食生活のどちらが効いているかを分けられません。

2つ目は、型による体格の差が小さいことです。倹約遺伝子と呼ばれる ADRB3 の Trp64Arg という型では、日本人6,582人の解析(Kurokawa ら、2001年)で、型を持つ人の BMI は持たない人より平均 0.26 kg/m² 高い結果でした。体重が増えた、冷えやすいといった実感から、この差を見分けるのは困難です。

3つ目は、型を持つ人がめずらしくないことです。米国国立生物工学情報センター(NCBI)の dbSNP に載っている日本人約3万8千人のデータでは、ADRB3 の Arg の並びは全体の約19%でした。この割合から単純に計算すると、Arg を1つか2つ持つ人は日本人の約3人に1人です。UCP1 の -3826A>G では、G の並びが約49%で、1つ以上持つ人は約4人に3人の計算になります。多くの人が持つ型なので、質問の答えで持つ人と持たない人を分けることはできません。

遺伝子検査は自宅で、綿棒でできる

遺伝子の型を知るには、検体を送って調べてもらいます。dNAXY neo の検査では、病院に行く必要も採血もありません。

  1. キットは、ご注文から3営業日以内に発送し、5営業日以内にお届けします。
  2. 同封の綿棒で頬の内側をこすり、乾かしてください。
  3. 解析依頼書・同意書に記入し、綿棒と一緒に返信用の封筒で送ってください。郵便料金は当社が負担します。
  4. 検体の到着から約2週間で、マイページの結果レポートが開けるようになります。

綿棒は、よく乾かしてから送ってください。判定できなかったときは同じ検体でもう一度検査し、この再検査は1回まで無料です。

dNAXY neo で調べる3つの遺伝子

dNAXY neo の検査で調べるのは、ADRB3、UCP1、ADRB2 の3つの遺伝子です。倹約遺伝子と呼ばれることのある ADRB3 と UCP1 は、どちらもこの中に入っています。

結果の項目 遺伝子 危険度が高いときの食事の目安
糖質 ADRB3 ごはん、パン、麺、甘いものをひかえめに
脂質 UCP1 揚げ物、脂の多い肉、バターをひかえめに
たんぱく質(筋肉) ADRB2 肉、魚、卵、大豆を多めに

結果は、項目ごとに危険度1〜3で出ます。型をいくつ持つかで危険度が決まり、1つも持たなければ危険度1、2つ持てば危険度3です。日本人の割合は「日本人は倹約遺伝子が多い?」で詳しく紹介しています。研究の一覧は「検査結果の根拠」のページで公開中です。

チェックと検査の使い分け

チェックの答えは、直したい習慣を見つけるのに向いています。「間食が多い」に当てはまったなら間食の回数を、「早食い」に当てはまったなら食べる速さを見直す、という使い方です。

検査の結果は、糖質と脂質のどちらを先に控えるかを決める目安です。遺伝子の型は生まれつきのもので、一度調べれば結果をずっと使えます。価格は9,350円(税込・送料込み)で、結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と食事の判定も使えます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

検査の内容を見る

関連する記事

「倹約遺伝子」の記事をすべて見る(4本)