遺伝子検査キットの信頼性の見分け方:検査機関と根拠と同意
2026年10月7日
文責: dNAXY neo 編集部(担当ペルソナ: 佐々木 英樹)
ネットで買える遺伝子検査キットを信頼してよいかは、解析をどこの検査機関に委託しているかと、判定できなかったときの対応が書かれているかで見分けられます。あわせて、特定商取引法の表記に事業者の名前と連絡先があるか、同意事項と個人情報の扱いが購入の前に読めるかを確かめてください。
どれも、申し込む前にサイトの中で確かめられることです。この記事では、見る場所と読み方を、dNAXY neo の書き方を例に説明します。研究の根拠の示し方など、説明の中身の見分け方は「遺伝子検査ダイエットは怪しい?見分けるときに見るところ」で扱っています。
確かめる4つの点
| 確かめる点 |
見る場所 |
dNAXY neo での書き方 |
| 解析をどこに委託しているか |
プライバシーポリシーの委託先 |
国内の検査機関 |
| 判定できなかったときの対応 |
同意事項、よくある質問 |
同じ検体で再検査(1回まで無料)、その後は新しいキットで4,500円(送料・税込) |
| 事業者の名前と連絡先 |
特定商取引法に基づく表記 |
株式会社tatepass、所在地、電話番号、メールアドレス |
| 検体と情報の扱い |
同意事項、プライバシーポリシー |
検体は検査が終わった後に検査機関が速やかに廃棄。結果は削除のお申し出があるまで保存 |
解析をどこに委託しているか
自宅で採った検体は、販売する会社から検査機関へ送られて解析されます。販売する会社が解析を委託しているときは、プライバシーポリシーの委託先の欄を見てください。
経済産業省の個人遺伝情報保護ガイドラインは、同意を得るときに伝える内容に、解析を外国の事業者に委託する場合はその旨を入れるよう定めています。外国の事業者に委託するときは、委託先の名称も省略できません。
dNAXY neo の「プライバシーポリシー」には、遺伝子の検査の委託先を「国内の検査機関」と書いています。委託のしくみは「遺伝子はどこで解析する?遺伝子検査の検査機関と委託のしくみ」で説明しています。
判定できなかったときの対応
綿棒の検体は、量が少なかったり、乾かさずに送ってカビが生えたりすると、判定できないことがあります。信頼できるキットかを見るときは、そうした場合にどうするか、費用がかかるかが購入の前に書かれているかを確かめてください。
dNAXY neo では、まず同じ検体でもう一度検査し、この再検査は1回まで無料です。それでも判定できなかった場合は、新しいキットでの検査を4,500円(送料・税込)でお受けします。この料金は「特定商取引法に基づく表記」の「商品代金以外の費用」の欄にも載せています。流れは「判定できなかったときの再検査:同じ検体と新しいキット」にまとめました。
事業者の名前と連絡先
通信販売の広告に事業者の氏名(名称)、住所、電話番号を表示することは、特定商取引法の第11条で決まっています。消費者庁の「特定商取引法ガイド」には、返品の可否や期間などの条件も、広告で省略できない項目として挙がっています。
dNAXY neo の表記は次のとおりです。
| 項目 |
表記 |
| 販売事業者 |
株式会社tatepass |
| 所在地 |
東京都新宿区新宿2-12-13 2F |
| 電話番号 |
03-6822-3280(平日10:00〜19:00) |
| 返品とキャンセル |
キットの到着から7日以内で検体を返送する前なら、キット代400円を差し引いて返金 |
検体を返送したあとは、検査を始めるため返金できません。いつまでなら取り消せるかも、申し込む前に見ておいてください。
同意事項と個人情報の扱い
経済産業省の「遺伝子検査ビジネス実施事業者の遵守事項」は、検査の同意の文書に盛り込む内容を、購入するかどうかの判断材料になるよう、ホームページなどで公開することとしています。盛り込む内容の例は、試料の取扱い方針と、個人遺伝情報の取扱い方針です。
dNAXY neo の「検査の説明と同意事項」の冒頭には、調べるのが3つの遺伝子(ADRB3、UCP1、ADRB2)の型であることと、この検査が医学的な判断ではないことを書いています。検体と検査結果は、この検査のためだけに使います。検体は検査が終わった後に速やかに廃棄し、検査結果を本人の同意なく第三者に提供することはありません。
同意はいつでも撤回でき、撤回の窓口としてメールと電話の連絡先も同じページに載せています。
同意書は、キットに同封の解析依頼書・同意書に検査を受ける本人が記入します。検査を受けられるのは18歳以上の方です。
確かめたあとで申し込む
dNAXY neo の検査の価格は9,350円(税込・送料込み)で、結果は検体の到着から約2週間で出ます。結果が出た日から30日間使えるのは、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と食事の判定です。結果レポートの一例は「結果レポートのサンプル」で見られます。
出典
文責
dNAXY neo 編集部(株式会社tatepass)

担当ペルソナ: 佐々木 英樹(遺伝子検査)
遺伝子と遺伝子検査の記事を担当します。検査でわかることとわからないことを分けて、根拠の研究とあわせて説明します。
担当ペルソナについて
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