りんご型・洋なし型・バナナ型のどれでもないとき:標準やふつうと出たら
2026年10月7日
文責: dNAXY neo 編集部(担当ペルソナ: 佐々木 英樹)
遺伝子検査で「標準」や、りんご型・洋なし型・バナナ型のどれにも当てはまらない結果が出たら、調べた遺伝子に気をつける項目が見つからなかったという意味のことが多いです。呼び方と細かい定義は会社ごとに違うので、受けた会社の説明で確かめてください。
気をつける項目がなくても、食べる量が使う量を上回れば体重は増えます。この記事では、この結果の読み方と食事への使い方、dNAXY neo のアプリでの始め方を説明します。
「標準」や「どれでもない」は、会社が付けた呼び方
肥満に関わる遺伝子の検査では、糖質に気をつけるタイプをりんご型、脂質に気をつけるタイプを洋なし型、筋肉が付きにくいタイプをバナナ型と呼ぶ分け方が広く使われてきました。3つの呼び方の対応は「りんご型・洋なし型・バナナ型とは?遺伝子タイプとの対応」で説明しています。
3つのどれにも当てはまらない人の呼び方は、会社によって違います。3つの型に「標準型」を加えた4つのタイプで結果を出す検査もあります。3つの型に当てはまらない人に別の名前を付け、食べる量を適切に保つよう勧める説明も見られます。
どちらの呼び方も、3つの型の名前が付くほどの項目が見つからなかったことを表しています。太りやすさが「ない」と決まったという意味ではありません。
dNAXY neo では、3つとも危険度1にあたる
dNAXY neo の検査は、型の名前を付けずに、糖質(ADRB3)、たんぱく質(筋肉)(ADRB2)、脂質(UCP1)の3つの項目を、それぞれ危険度1〜3で出します。ほかの会社の「標準」に近いのは、3つの項目がすべて危険度1の結果です。危険度の組み合わせは27通りあり、すべて危険度1の組み合わせはそのうちの1つです。
この結果の人は、結果レポートの総合的な太りやすさの危険度も、10段階のうちいちばん低い1になります。それでも「検査結果」の章の説明は、どの項目も「気をつけなくてよい」とは書いていません。要点は次のとおりです。
| 項目 |
危険度1の説明の要点 |
| 糖質 |
糖質では太りにくいが、まったく太らないわけではない。これを機に普段の食生活を見直す |
| たんぱく質(筋肉) |
筋肉が付きにくい体質ではないが、付きやすいわけでもない。食事でたんぱく質をしっかりとる |
| 脂質 |
脂質で太りやすい体質ではないが、今の食事には脂質が多く含まれているので、とりすぎに気をつける |
特に控える栄養素がないことと、いくら食べてもよいことは別の話です。この結果の人は、次に食事の量を見てください。
控える栄養がなくても、量で体重は変わる
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」の情報シートは、体重や体組成が変わらなければ、エネルギーの摂取量と消費量は等しいと考えられると説明しています。食べる量が使う量を上回る日が続けば、遺伝子タイプにかかわらず体重は増えていきます。
控える栄養が決まっていない人が見直しやすいのは、1食の量の差です。dNAXY neo の料理の辞書から、昼に1品で済ませやすい料理を1人分の値で並べました。
| 料理(1人分) |
カロリー |
たんぱく質 |
脂質 |
炭水化物 |
| ざるそば |
318kcal |
12.2g |
2.2g |
63.7g |
| 焼きそば |
446kcal |
18.2g |
15.0g |
66.7g |
| 親子丼 |
598kcal |
25.6g |
16.7g |
88.1g |
| カレーライス |
613kcal |
19.1g |
19.4g |
99.6g |
| カツ丼 |
843kcal |
33.1g |
36.5g |
97.8g |
ざるそばとカツ丼では、1食で525kcal違います。同じ「丼もの」でも、親子丼とカツ丼の差は245kcalです。控える栄養が決まっている人は脂質や糖質の列を見ますが、3つとも気をつける項目がない人は、まずカロリーの列で選べば足ります。
一品料理を定食の形に分けると、量を調整しやすくなります。たとえば、ごはん(234kcal)、鶏の唐揚げ(326kcal)、豆腐とわかめの味噌汁(44kcal)、ほうれん草のおひたし(17kcal)の組み合わせで621kcalです。ごはんの量や唐揚げの個数で、その日の量を決められます。
アプリでは「選ばない」のまま、ふつうの方針で始められる
dNAXY neo のアプリの設定の画面には、ほかの会社の遺伝子検査のタイプを選ぶ欄があります。選べるのはりんご型、洋なし型、バナナ型の3つで、「標準」やどれにも当てはまらない結果の人は、「選ばない」のままにしてください。この欄が出るのは、dNAXY neo の検査結果がまだない人だけです。
「選ばない」のままにすると、設定の画面に「検査の結果がないため、ふつうの方針です。」と出ます。方針は「とくに控える栄養はない」で、体重を入れると1日の量の目安が加わります。この方針で作った1週間の献立と運動メニューは、無料のプレビューで確かめられる仕組みです。
dNAXY neo の検査を受けると、3つの項目の危険度に合わせた献立になります。価格は9,350円(税込・送料込み)で、検体の到着から約2週間で結果レポートが開けるようになります。結果が出た日から30日間は、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と食事の判定が使える期間です。30日のあとは、月額1,380円か年額11,760円(月々980円)で続けられます。
出典
文責
dNAXY neo 編集部(株式会社tatepass)

担当ペルソナ: 佐々木 英樹(遺伝子検査)
遺伝子と遺伝子検査の記事を担当します。検査でわかることとわからないことを分けて、根拠の研究とあわせて説明します。
担当ペルソナについて
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