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遺伝情報とは?ほかの個人情報と違う、特別な扱いが要る理由

2026年10月7日

遺伝情報とは、DNA の並びからわかる、その人が生まれ持つ情報です。一生変わらず、血のつながった家族とも一部を共有しているため、使い道と渡す先を絞って扱う必要があります。

この記事で扱うのは、遺伝情報がほかの個人情報とどこが違うのかと、個人情報保護法での扱い、ダイエットの遺伝子検査で読む範囲です。

遺伝情報は、DNA の並びからわかる情報

人の体の細胞には DNA があり、A、T、G、C の4種類の塩基が並んでいます。この並びのうち、人によって違う場所を読むと、その人の遺伝子のタイプがわかる仕組みです。DNA と遺伝子の関係の説明は「DNA・遺伝子・染色体・ゲノムの違いをわかりやすく」にあります。

遺伝情報には、DNA の並びそのものと、並びから読み取った体質の傾向の両方が入ります。たとえばダイエットの遺伝子検査の結果レポートに出る「糖質の危険度2」も、DNA の並びから読み取った遺伝情報の1つです。

ほかの個人情報と違う3つの点

氏名や住所、メールアドレスと比べると、遺伝情報には次の3つの違いがあります。

違い 中身
変えられない 親から受け継いだ並びは、生まれてから生活習慣で変わることがない。漏れたあとで取り替えられない
家族と共有している 親子やきょうだいは、並びの一部が同じ。本人の情報から、家族の体質の一部も推し量れる
本人を見分けられる 多くの場所の並びを読めば、その組み合わせで個人を特定できる

住所やメールアドレスは、引っ越しや取り直しで変えられます。遺伝情報は本人にも変えられません。しかも自分の結果を見せると、家族の情報の一部も一緒に見せることになるのが、ほかの個人情報との大きな違いです。

家族との共有は、受け継ぎ方から説明できます。子は、それぞれの遺伝子を両親から1つずつ受け継ぎます。そのため親子は、どの遺伝子でも2つのうち1つが同じです。受け継ぎ方は「遺伝の仕組みをわかりやすく:遺伝子を両親から1つずつ受け継ぐ」にまとめています。

個人情報保護法での扱い

個人情報保護委員会の「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」は、遺伝情報に2つの形で触れています。

1つ目は、本人を識別できる符号としての扱いです。DNA の並びを文字で表したもののうち、全ゲノムのデータや、互いに独立な40か所以上の SNP から成るデータなどで本人を認証できるようにしたものは、「個人識別符号」に当たります。個人識別符号を含む情報は、それだけで個人情報になります。

2つ目は、「要配慮個人情報」としての扱いです。要配慮個人情報は、不当な差別や偏見などが生じないよう、扱いに特に配慮が要る情報を指します。ガイドラインは、医療機関を介さずに行われた遺伝子検査で得た、本人の遺伝型と、その遺伝型の病気へのかかりやすさに当たる結果も、これに含まれると書いています。要配慮個人情報を取得したり第三者に渡したりするには、原則として本人の同意が必要です。

遺伝子検査を行う事業者向けには、国の遵守事項もあります。中身は「遺伝子検査ビジネスの国の決まり:経済産業省の遵守事項」で紹介しています。

ダイエットの遺伝子検査で読む範囲

dNAXY neo の検査で読むのは、肥満に関連するとされる3つの遺伝子(ADRB3、UCP1、ADRB2)の、決まった3か所の並びだけです。それぞれの場所の並びをもとに、糖質、脂質、たんぱく質(筋肉)の3つの項目の危険度を1〜3で出します。

項目 読む遺伝子 読む場所
糖質 ADRB3 Trp64Arg(rs4994)
脂質 UCP1 -3826A>G(rs1800592)
たんぱく質(筋肉) ADRB2 Arg16Gly(rs1042713)

読む場所が少なくても、結果が本人の遺伝情報であることは変わりません。3か所の並びも生まれ持つもので、親子やきょうだいと一部を共有しています。

dNAXY neo での遺伝情報の扱い

dNAXY neo の「プライバシーポリシー」には、遺伝情報の扱いを次のように書いています。

  1. 遺伝情報は、この検査以外の目的に使いません。使う場合は、改めて同意をいただきます。
  2. 法令に基づく場合を除き、本人の同意なく、個人情報と遺伝情報を第三者に提供しません。
  3. このサービスのデータベースには、氏名、住所、メールアドレスを保存しません。
  4. 食事の判定や相談で AI の会社に情報を渡すときも、遺伝子型の表記と検査結果の番号は渡しません。

検査結果の保存は、削除のお申し出があるまでです。お申し出があれば、速やかに削除します。申し込む前に確かめておきたい点は「遺伝子検査の個人情報は危険?申し込む前に確かめること」に、利用目的の読み方は「遺伝子検査のデータは研究や広告に使われる?利用目的の確かめ方」にまとめました。

ダイエット遺伝子検査+30日プログラムは9,350円(税込・送料込み)です。結果が出た日から30日間、遺伝子タイプに合わせた1週間の献立と食事の判定を使えます。

出典

ダイエット遺伝子検査+30日プログラム

9,350円(税込・送料込み)

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